株式会社イノウエ様では、地域の伝統工芸である津久井の組みひもを年間で約1万6千キロメートル生産されています。そのうち廃棄されてしまう112キロメートルの「廃材」を使って何かできないかと考え、これまでは「組む」だった紐やゴムを「織る」という発想で、イスの座面とすることを考案されました。約1年半の試行錯誤を重ね「チェア」が完成。座面には約40センチ幅の裂き織りの織り機が使われ、イスの枠組みには弊社角紙管が使用されました。
こちらの商品は、地域の高齢者や体の不自由な人の手で商品化する取り組みが高く評価され「さがみはらSDGsアワード2024」で最高位の相模原市長賞を受賞されました。さらに、商品が地元の鳥居原ふれあいの館で販売されていることも「相模原らしい循環型社会の取り組みであり、健康予防や活躍の場の提供など、複数のゴールにつながる取り組みである」と評価されています。
株式会社イノウエ様、弊社角紙管をご使用頂きありがとうございました。これからも、日本化工機材は、株式会社イノウエ様の取り組みを応援しております。
株式会社イノウエ様HP https://inoue-braid.co.jp/